ゆーきのんブログ

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初めてでも大丈夫。献血について細かに説明します。

献血って怖い・痛いとマイナスのイメージを持っている方いませんか?

献血の事を知れば、マイナスのイメージがなくなるかもしれません。

献血に行こうか迷っている方へ、献血について細かにご紹介します。

 

献血とは

献血とは、病気の治療や手術などで輸血を必要としている患者さんの尊いいのちを救うために、
健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティアです。

引用元:献血について|日本赤十字社 (jrc.or.jp) 

献血には種類がある

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献血には、「全血献血」と「成分献血」の2種類あります。

全血献血は、私たちが見慣れている、赤い血を採ることです。

成分献血は、血の中に含まれている特定の成分(血小板or血漿)を採ることです。

 

全血献血は、体への負担が高いため、年間で男性は1200ml・女性は800mlと決まっています。血が赤いのはヘモグロビンが含まれているからですが、このヘモグロビンの回復に2~3週間かかります。

成分献血は、体への負担が軽いため、年間24回献血できます。血漿が2日、血小板が4~5日で回復します。

 

献血ってどんなところで使われているの?

一番イメージがつくのは輸血ですね。手術をした際など、使われているのはドラマなどで見たことがあるのではないでしょうか?これは全血献血の血を使っています。

成分献血は主に薬の原料になっています。血は人工的に作ることができなく、病気によって、血の成分を必要とする病気があるため、献血でもらって薬を製造しています。

 

献血は誰でもできるの?

献血するには条件があります。リスクの少ない健康な人から血液を頂くためです。

献血に行く前に確認できる条件

①年齢が満たされているか? 

②体重が満たされているか?

③熱はないか?

 

献血の種類にもよりますが、

16歳~69歳であれば、献血可能です。

合わせて、体重は40Kg以上であれば、献血可能です。

当たり前ですが、熱を出している人(37.5°以上)は受けれません。

 

献血会場で確認される条件

①ヘモグロビン濃度

②血圧

③脈拍

 

上記の3点は、会場に行くと献血前に検査して確認されます。もし検査で、問題があった場合は、その場で献血をお断りされます。

健康な方あればほとんどの方が、献血できます。ただ、持病で投薬していたり、女性だと生理の時はヘモグロビン濃度が足りなかったりするとお断りされます。花粉症の薬は、飲んでいても献血可能なものもあります。その場合は、会場に問い合わせしてみてください。 

もっと詳細な条件を知りたい方は↓

献血の基準|東京都赤十字血液センター|日本赤十字社

 

献血するまでのステップ

STEP
予約する
できれば、予約してから行きましょう。飛び込みだとお断りされることがあります。
STEP
献血会場に行く
 
STEP
問診を受ける
 
STEP
事前検査を受ける
事前検査の時にほんの少し血を採って調べます。
STEP
呼ばれるまで待機
 
STEP
献血する
献血の種類・体格によりますが、30分~1時間くらいかかると思ってください
STEP
休憩して、帰宅する
15分は休憩しましょう

STEP2~7までで約2時間かかります。

 

予約する

献血に行く前に、予約することができます。最近はコロナ対策で、人数制限しているので、事前予約がお勧めです。

事前予約は、3つの方法があります。

献血ルームに電話する

・ネットで予約する

献血ルームに行って予約する

 

事前予約すると、献血ポイントが溜まったり、ノベルティが貰えるので予約しないともったいないですよ。

もちろん事前予約なしでも献血できます。

会場が混んでいるとお断りされたり、長時間待たされたりするので、ご注意ください。

平日は比較的すいているので、気が向いたときに足を運んでみるのも有りです。

 

献血会場に行く

1回でも献血をしたことがある方は、献血カードをご持参ください。

失くしてしまっていたら、会場で再発行の手続きをお願いします。

初めての方は、ドキドキかもしれませんが、スタッフは親切な方が多いので、心配することはありませんよ。

 

問診を受ける

献血して具合が悪くなってしまうと、お互い困りますよね。

その防止のために、問診は事細かに聞かれますが、正直に受け答えしましょう。

問診の流れ

①スタッフから睡眠時間・体調・食事の時間を聞かれた後、タッチパネルで問診を記入します。

②体重測定と血圧・脈拍を測ります。

③医者に①と②の結果を見せて、問診を受けます。

事前検査を受ける

血の状態を調べるために、献血しない方の腕から少量の血液を採ります。

健康診断の時に採血される量と同じくらいです。

もし、血液型が分からない人は、この検査で知ることができますよ。

 

呼ばれるまで待機

ここまでに問題が無ければ、はれて献血ができます。

献血ルームには、飲み物やお菓子が置いてあるので、一息ついたり、献血中に見たいDVDを漁ったりして待ちましょう。

この時に、献血で採られる量のドリンク(だいたいコップ2杯)は飲み物を飲みましょう。

 

献血する

いよいよ献血です。穴が見えるくらいの針を刺されますが、看護師さんはこの注射を毎日何十人と刺している職人です。かなり上手なので、痛みを感じない時もあります。

全血献血

①座席に座って、腕をまくる。

②看護師さんが消毒薬を塗る(1分以上放置)

③注射され、血液袋に血液をためる

④溜まったら、針を抜いて血圧を測り、注意事項説明を受けて終了

早い人だと20分くらい、平均的に30分くらいで①~④が終わります。

成分献血

①座席に座って、腕をまくる。

②看護師さんが消毒薬を塗る(1分以上放置)

③注射され、血液袋に血液をためる⇔成分を取り除かれた血液が返ってくるを繰り返す

④溜まったら、針を抜いて血圧を測り、注意事項説明を受けて終了

早い人だと30分くらい、平均的に40分くらいで①~④が終わります。

成分献血は、自分の血が戻ってくるのがなれない感覚だと思います。戻ってくるので体の負担はすくないのですが、時間がかかるし感覚が苦手という方もいます。献血は、途中で中止することも出来るので、具合悪くなったらスタッフに必ず伝えましょう 

 

休憩する

献血が終わったからと、すぐ帰らないでください!緊張がほぐれたり、血圧が下がったりして、立ち眩みなど具合を悪くする方がいます。

献血が終わってから15分は休みましょう。

その間、飲み物やお菓子を食べながらくつろいでください。

 

献血って居心地がいい

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献血会場って、とても居心地が良いです。

綺麗で、飲み物もお菓子も無料で食べられて、帰りにはノベルティを貰って帰ることができます。Wi-Fiも飛んでいる会場もあります。

スタッフも親切で丁寧ですし、キッズルームもある場所もあるので、子供は結構楽しいみたいです。

DVDや本もあったり、占いなどのイベントも無料でやっていたりします。

※コロナの影響で休止しているサービスもあります。

 

筆者も高校生の時は、カフェ代わりに献血ルームに行ったりしていました。あと、

血を抜くからダイエットできるかも!と思って行ってた事もありますが、ダイエット効果はありませんよ(良い子はマネしないでね)

血液検査もしてくれるので、自分の健康状態のチェックもできます

 

注射は苦手という方もいるかもしれませんが、少子高齢化もあり、献血する人が年々減少傾向です。足りない分は輸入で頼ることになるのですが、血も輸入だよりになる将来って怖くないでしょうか?

 

じゃあ、献血者にお金が支払われるようにすればと多くの人が来ると思われるかもしれませんが、そうしてしまうと、献血で生計を立てようと健康状態が悪い人が献血に来てしまい、人は来るけど、献血できない人ばかりがいる状態になってしまいます。

例えば、エイズの可能性がありそうな人が来たり、血が黄色い(ヘモグロビンが回復していない)人が来たりと。。

あくまでも献血はボランティアになります。ですが、今は無料でくつろげるカフェみたいな場所です。

居心地のいい場所でゆっくりできる憩いの場所として使ってみてはどうでしょうか?